偏差値30〜40台には難易度高めな一冊
こんちは!高槻の学習塾CHOCIE!!代表の平野です!
今回のテーマは、「数学嫌いを克服しよう」ということで「マイナスの引き算」についてお話します。
小学生の頃から算数が苦手だったという人が、中学生になって余計に嫌いになってしまう原因の一つかなと思います。
いきなり長文読解はハードルが高いし、まずは、1つ1つの英文が正しく読めるようにならないとですよね!私も学校の先生にこの参考書はオススメだと聞きました!!
目次
名称 | 入門英文解釈の技術70 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略) |
出版社 | 桐原書店 |
値段 | ¥1,430 |
目的 | 英文の精読(特に和訳対策) |
想定偏差値 | 50以上 |
この参考書はどんな特徴があるんですか?
英文を読む際に必ず必要なエッセンスが満載で、基本的な英文構造(SVOC)の見つけ方や等位接続詞が結ぶものの見つけ方、修飾語句のくくり出しなど、とても重要な項目を取り扱ってるよ。
また、1項目ごとの英文の長さも短すぎず、長すぎず、程よい長さなので、取り組みやすいと思います。
さらに、順番にステップアップしていける別の参考書が2冊あります。「基礎英文解釈の技術100」と「英文解釈の技術100 」だね。
正直、3冊全てをこなす必要はないかな。やるならこの「入門英文解釈の技術70」だけで十分です。なぜなら、「基礎」という言葉がついていますが、難易度は高めになっているからです。
入門を終えたなら長文読解用の参考書を使って練習しよう!
じゃあこの参考書一冊で英文の解釈は完璧ですね!早速やってみます!
数日後…
先生…この参考書…難しすぎませんか?
そうだね。これから受験勉強始める人、大雑把に言うと、特に偏差値が50以下の人は多分相当難しく感じるんじゃないかな?
正直、英文の難易度が高いというか、単語も私の知っている単語が少なくて…
語彙については最後にまとめてあるでしょ?
そうなんですけど、それ以外にも、私が単語帳で覚えた意味と、この本の訳し方にギャップがあるように感じます…
英文の和訳として、ちゃんとキレイな日本語で書いてあるからね。一部は英単語の訳し方を工夫している箇所もあるね。
私、英文の構造を学ぶつもりが、英単語の訳にばかり気になってしまって、なにを学んでるのかわからなくなってきました…
注意点
この参考書はすでに学んだ英単語を「英文の中でどのような日本語訳をつけるか」について説明している傾向が強く、英文構造を把握し、日本語に直す順番を見つけるためだけに使用するには不適です。
このような理由から、この参考書はある程度英文に触れていて、意味はなんとなくわかるんだけど、「精読」や「和訳」について不安を感じている人が使うと効果大です。
あ〜、なんか雰囲気はつかめてるけど、授業で訳してみろって言われたら、訳がぎこちなくなっちゃうみたいな感じですか?
まさにそんな人向けだね。
単語を繋いで直訳っぽくはなるけど、日本語としてイマイチ意味が通らないとか、andとかbutのような等位接続を雰囲気で読んでいて、正しい日本語とギャップがでてしまっている人など、英文の読み取り方を間違えているけど、自分自身は読めてると誤解している人は、是非この本で勉強しよう。とても学びが多いと思うよ!
じゃあ、私のみたいに、単語はある程度覚えたけど、英文にまだ慣れてない初心者はどうすればいいですか??
「文の難易度が易しくて」しかも「英文法を読解に結びつける」練習ができる参考書だね。
いくつかオススメの本があるよ。
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」
「英文読解入門基本はここだ!」
この2冊のどちらかで英文解釈を始めるといいよ!
2冊のうちどっちを選べばいいかわからない場合はどうすればいいですか?
それは実際に本屋さんで中身をサラッと見てみて、本のレイアウトや直感で「わかりやすそう」と感じた方でいいと思うよ(笑)
え?そんな直感でいいんですか?
参考書は最終的には相性も大事で、「読みやすそう」と思える本で勉強することをオススメするよ
なるほど、じゃあ今から本屋さんに行ってきます!!
大学受験用の参考書はとてもバリエーションが豊富で、よい使い方をすれば勉強の質を大幅に向上できる一方で、「良い」と噂されてるだけで自分のレベルや志望校には合わない参考書を使うと、効果が薄くなったり、オーバーワークになってしまいます。
CHOICE!!ではあなたの志望校と現在地点に合わせて、最適な授業と最適な参考書の選び方についてサポートしています。