定期試験で平均点以下になりがちな生徒の特徴

アーカイブ

学力が上がらないのは間違った習慣・考えがあるから

こんちは!学習塾CHOCIE!!代表の平野です!
私が指導してきた生徒はほとんどみんな平均点以下からのスタートでした。
そういう子供たちにはそれぞれの科目の知識を教えるだけではうまくいきません。
多くの生徒は勉強のすすめ方が決定的に下手で、テスト前の過ごし方がわかっていないんです。
今回はテストで平均点以下の点数になりがちな生徒の特徴をご紹介します。
昔の自分にもあてはまるなぁ(笑)

①根拠のない自信がある

〜ある生徒の初回授業日〜

今日からよろしくね!早速だけど少し前に学校で〇〇(単元名)やったよね?
そこはできる?

あ!そこは昨日友達に教えてもらったのでわかります!!

OK!じゃあ簡単なテストしてみようか!

え、でも私、今の学校の授業がわからないからそこを教えて欲しいんですけど…

まぁまぁ、10分ぐらいのテストだからすぐに終わるよ!

わかりました

10分後

わかりません…

(笑)

自分の現在地点を見極めることが勉強の始まり

自分が「できない」ところはどこか、それを探さずに「ここはできてると思う」という根拠のない自信が自分の学びの妨げになっているのです。
よくあるのは、できてると思っていたところがテスト当日に問題を解いている途中で「できない」ことに気づいて失敗するパターンです。
実際に問題を解き、ちゃんと正解できているのかを確認することを怠らずに進めていきましょう。

②無理な勉強計画を立てる

先生、テストで点数が上がりません、むしろ下がっていきます。

テスト前は勉強してる??

テスト勉強はやってるのに、イマイチ成果がでません…

ちなみに、どうやって勉強してる?

数学はワークがあるので、それを解いてます

なるほど

他の科目は教科書を読んだりしていますね

ワークを使ったり、教科書を読むことはいいことだね。
それはテストまでに全部終わらせたの?

だいたいは読み終えますね。ワークは全部は無理でしたけど、だいたいは終わったかな?って感じでした。

なんなのその大雑把な表現(笑)

わからないことが多くて、時間かかっちゃって、気づいたらテスト前日で、まだ範囲の半分も終わってなくて、やばい!って思ったから、そこからはさっと目を通す感じで全範囲をやりました。一応…

計画倒れってやつだね(苦笑)

正解できる問題を確実に増やす勉強をしよう

個人差がありますが、今までテストでよい結果が残せていない人は「できないこと」が山積みになっている場合が多いです。
テスト週間に入って、範囲を「全て完璧にしよう」という意気込みは素晴らしいのですが、多くの場合は達成できず、全てこなそうとすると中身の薄い勉強になり、中途半端な状態でテスト当日になってしまいます。その場合、せっかく勉強してもほとんど点数に結びつきません。
まずは、「ここは間違いなく正解できる!」と自信を持てるものを作る勉強をしましょう。それを少しずつ増やしていった結果、点数に現れてきます。
もちろん、CHOICE!!ではテスト前ではなく、普段からこのような学習を進めるサポートを行っております。

③「提出するため」の丸付けをする

先生!宿題やってきました!

OK!!じゃあ確認します!

確認中…

あれ?これ間違えてるけど、丸がついてるよ?

あ、本当だ!見間違えてました

ここはバツにしてるけど、別解と同じだから正解だよ

本当だ!

ちょっと見落としてましたね(笑)

そういえば丸付けってどんなふうにやってる?

え?もちろん宿題が全部終わったらですよ?

例えば宿題でプリントが5枚あったとしたら、5枚終わってから丸付けをするってこと?

そうです!

ん〜…それはまずいね…

丸付けは「自分」が「次に間違えないため」のみちしるべ

多くの生徒が丸付けは「先生に提出するため」という意識で行っています。
学校では提出すれば評価されるので、自然とそのような意識になってしまうのです。
素振り100回しろと言われたから100回やってるのと同じです。
自分が「今解き終わった問題の答えを知りたい→答えを見る→間違える→次は正解したい→解説を読んで理解する」という目的意識を持って丸付けを行いましょう。
CHOICE!!でも入塾して間もない生徒は宿題を出すと丸付けすらしてこない人もいるぐらいですが、徐々に考え方が変わっていきます。

④意外と頑固(?)勉強の方法が変わらない

先生…社会の暗記がうまくいきません…

あれ?この前アドバイスした方法でやってみた?

あ〜そういえば教えてもらいましたね。次やってみます。

がんばれ!!

〜数日後〜

先生…やっぱり覚えられません。

まじか…どんな風に勉強してる?

えっと、〇〇やって、□□やって…

あれ?それは先生がアドバイスした方法とは違うよね?

そうなんですけど、やっぱりこっちの方がやりやすく…

でもその方法でやって失敗したんでしょ?

はい…

失敗した方法で続けてても結果はでないよ。
違う方法を試してごらん。

まぁ…そうなんですけど…

なぜ失敗した方法を続けるんだ(笑)

変化なくして成果なし

実は勉強がうまくいかない人の根本には「変化できないメンタル」があると思っています。
「今のままではよくない」

「でも変化には苦労を伴う場合がある」

「しんどいから今のままでいいや」
このようなメンタルが成長を妨げます。今までの習慣を変えることは簡単なことではありません。それが、自分でもよくないと思っていてもです。
まずは、小さなことからうまくいかなかった方法を変えていきましょう。

一緒に歩いてくれるパートナーを探そう

テストで平均点以下の点数になりがちな人はこのように「科目の知識」が足りないだけではなく、勉強に対する習慣や考え方に間違いがあり、そしてそれを一人で修正していく方法や、気力がないケースが多いのです。
その場合は周りの大人が導いてあげる必要がありますが、親の言うことはなかなか素直に聞けないのが現実です。集団塾ではそのような指導はしてくれません。注意深く子供を観察し、適切なアドバイスをしてくれる先生を探しましょう。

CHOICE!!では一人一人のペースに合わせて目標を達成に導く子供別指導を行っています。成績が思うように伸びなくて、塾にも行ったけどそれでもダメで、勉強が嫌になってきたという生徒たちが多く通っています。
体験授業では、まず現状の分析と、そこからどのような道筋で回復していくかを子供一人一人に丁寧に説明しています。

    LINEでご相談いただけます!

    友だち追加

    メールでのお問い合わせはこちら