CHOCIE!!の平野です。
6月に入り、いよいよ前期中間試験の時期になりました。
CHOCIE!!の生徒は川西中、第二中の生徒が多く、川西中は6月9日から、第二中は6月14日から前期の中間試験が始まります。
新学年最初のテストですが、前回のテストから4ヶ月ほど期間が空いて、その間に春休みや修学旅行、林間学校など様々なイベントもあり、テストモードに切り替えることが難しい人もいるようです。(笑)
さて、CHOICE!!のテスト対策はテストの2週間前から始まります。
テスト2週間前から当日までの大まかな流れは、「面談→テスト計画→計画実行→テスト当日」となります。
なんだかあっさりしすぎていますね。(笑)
もう少し具体的に書いてみようと思います。
私が特に力を入れているのは「面談」と「計画実行」のフェーズでのサポートです。
面談では主に
1.前回の振り返りシートを確認
2.今回の目標設定
の2点を話し合います。
まず、子供たちは前回のテスト返却後に「振り返りシート」を記入しています。
ここでは、得点以外にどのようなことに取り組んで、結果として良かった点と次に向けた改善点を記入しています。
時間の経過とともに当時のことを忘れてしまっているという人が多いので、この振り返りシートを改めて確認することで、より精度の高いテスト計画を立てることができます。
さらにテストの問題や自分の解答もデータを残しているので、自分のミスの傾向や、テストの傾向なども再度私と生徒で共有していきます。
これらの話が終わってから今回のテストの目標を決めます。
目標が決まればテスト当日まで逆算して、1日あたりの学習ペースを決めていきます。
ここで私から子供別、目標別にどの程度の学習量が必要かを見積もり、指示をします。
それをもとにテスト計画シートに各科目の1日ごとの学習内容を記入して、それを目標に毎日勉強してもらいます。
そして、ここからが大切なのですが、立てた計画を「やり切る」ということです。
計画は完璧、でも全然実行できなかったとなっては意味がありませんよね。
もちろん、計画段階であきらかに無理そうな計画であればその時点で見直してもらうのですが、テスト勉強の期間は当然通常の時期よりも勉強量は増えます。
また、CHOICE!!には「勉強が苦手」で通い始めた人が多くいますので、計画表だけ作って後は自分一人で頑張れ!といってもうまくいかない人の方が多いかなという印象です。
このような理由からテスト対策期間はいつも以上に子供たちの様子を注意して観察し、一人一人に声をかけ、指導しています。
通常期で既にテスト範囲の学習はほとんど終わっているので、「問題がわからなくて勉強が進まない」というケースはあまり多くはありません。
また、勉強方法につても普段から指導を行なっているので大きく方法を間違えることもありません。
ちなみに、過去にわたしがよく目にした勉強方法のミスについてもまとめていますのでよければ読んでみてください。
定期試験で平均点以下になりがちな生徒の特徴
なので、基本的に勉強量を確保できるかどうかはメンタルの問題だと思っています。
家では誘惑に負けて遊んでしまう人は塾に来るように声をかけますし、挫けやすい人には励ましたり、面倒くさがりな人には喝をいれたりと子供によって声の掛け方は変わります。
正直な話、計画通りに学習が進まなかったという人も出てきます。ただ私はそれも大切な経験だと思っていて、テストの振り返りのときに自分でなにが失敗だったのかよく考え、次のテストで見事目標を達成するというケースが多いのです。
そしてそれは人から与えられたノウハウやテクニックではなく、自分の試行錯誤によって得られた力ですので大きな自信になります。その自信が次へと繋がると信じています。
テスト対策期間は自宅や授業外での学習時間が増え、子供たち一人一人が自分の目標を達成したい気持ちと、遊びの誘惑に負けそうな気持ちとの戦い、言い換えると自分との戦いだと思っています。
今回のテストで全員が目標を達成し、自信をつけ、さらに上を目指したいと思えるようにサポートしていきたいと思い、今日も万全の準備をして授業に挑みます。